Ergonomicsの語源から醸し出される日本語訳を「労働の適性管理」とするならば、産業保健人間工学は、正に、ergonomics、そのものです。産業保健人間工学は主に働く人々を対象としています。働く人々の働きざま、働く人々の生活、働く場に光りを当てています。作業管理の英語表記は「Work Conditions and Ergonomics」です。「Work Conditions and Ergonomics」の使命を考える時、前者の「Work Conditions」(作業条件)を労働負荷の把握と評価、後者の「Ergonomics」(人間工学)を労働負担とその軽減対策と置き換えることによって理解し易くなります。そして、これが、同時に、産業保健人間工学の使命でもあります。すなわち、産業保健人間工学と作業管理は同じと考えてもおかしくないのです。ただし、苦言を呈しますと現行の作業管理は産業保健人間工学の目指すところには至っていません。それ故に、現時点の産業保健人間工学の存在意義としては産業保健人間工学マインドを速やかに普及することでもあります。この学問思想に基づいた研究論文の発表の場として雑誌「産業保健人間工学」を年1回発刊しております。
1. | 筆頭者は原則として産業保健人間工学会会員とする。なお、連名者も会員であることが望ましい。 |
2. | 原稿は未発表のものに限る。 |
3. | ヒトを対象とする研究および実験動物を用いた研究に関しては,いずれも倫理的配慮がなされたものでなければならない。 |
4. | 投稿原稿の種類は,以下の総説,原著,短報,資料および研究ノートとする。 当学会への投稿原稿は,その種類にかかわらず査読の対象となる。 総説:産業保健人間工学分野の問題に対する最近の学術的・技術的知見や成果を,歴史的背景,重要性,進捗状況,将来の方向等を踏まえつつ,総合的に論述したものとする。著者の原著報告であってはならない。但し,著者の業績を中心に述べることは差しつかえない。 原著:産業保健人間工学分野における新しい研究成果をまとめた著述であって,独創性,新規性のあるものとする。 短報:新規性があり,研究の動機(目的),方法,結果などを簡明に記述したもの,または新しい事実,方法論など,これだけでも早く発表する価値があるものとする。後日,その詳細を原著論文として投稿することができる。 資料:実験,試験および調査によって得られた各種データをまとめたもので,研究・設計・開発・評価等にとって産業保健人間工学分野に資する資料として有用になるものとする。高い新規性,独創性は要求されない。 研究ノート:有効性のある研究・技術をまとめたもので,研究・設計・開発・評価等にとって産業保健人間工学分野に資する資料として有効なものとする。 |
5. | 投稿原稿は,別紙の「執筆要領」に従って作成すること。 |
6. | 投稿原稿のページ数 1) 総説,原著,資料は,図表,参考文献などを含めて10頁程度を原則とする。 2) 短報,研究ノートは,図表,参考文献などを含めて6頁程度を原則とする。 |
7. | 投稿する際の原稿の提出方法 投稿原稿は,所定の申込書「投稿申込用紙」とチェックリストおよび投稿原稿執筆要項に従って作成した原稿の電子ファイル(Microsoft Word の docx 形式)を編集委員会 ronbun -at- soshe.jp(-at-は@に変更)へ電子メールに添付して提出することとする。但し,電子メールでの投稿が不可能な場合には,編集委員会に問い合わせた上で委員会からの指示に従って提出することとする。 メールにて原稿を投稿する際に添付するファイルは, 1) オリジナル原稿のファイル 2) オリジナル原稿の著者名と所属を削除したファイル 3) 投稿申込用紙のファイル とする。 |
8. | 原稿の採否は,編集委員会が選考・指名した複数の査読者により,ダブルブラインド方式にて審査する。(著者および査読者に互いの情報を公開しない) |
9. | 複数の査読者の査読報告に基づき,特段の事情が無い限り1ヶ月程度以内に編集委員会が決定する。決定後,編集委員会から著者へ採否をメールにて通知する。ただし,著者に,異議,反論がある場合には,編集委員会に申し出ることができる。 |
8. | 投稿原稿に対して,内容の修正,追加,削除などを求められた場合,著者はその結果に意義がなければ修正原稿を提出し,再度審査を受けることとする。再度の審査にて採択されなかった場合には,新規投稿扱いにて,修正原稿を再投稿することができる。 |
11. | 本誌に掲載された原稿および電子化・Webに関する著作権は本学会に帰属する。採択が決定した原稿の著者は,著作権移譲書を提出しなければならない。 |
12. | 掲載料 掲載料は,現在のところ無料とする。ただし,制限ページ数を超える場合,別刷りの作成については,実費を請求する。 |
和文タイトル および副題: |
和文タイトルはゴシック体・14ポイント・太字,副題はゴシック体・11ポイント・太字で記載する。ゴシック体フォントは,Windows10または11に標準搭載されているユニバーサルデザインフォント「BIZ UDPゴシック」を推奨する。利用できない場合には「MS Pゴシック」を用いる。 |
著者名: | MS P明朝・11ポイント・太字で記載し,姓と名の間には全角スペースを一つ入れる。著者および共著者の所属先がそれぞれ異なる場合には,各著者名の後に上付きの添え字をアラビア数字で付す。著者の情報は,編集者が投稿申込み用紙の記入内容に従って論文の第1頁の脚注に記載する。 |
英語タイトル および サブタイトル: |
Times New Roman, 10ptの太字で記載する。 |
英語著者名: | Times New Roman, 10ptで記載する。 |
英語抄録: | 150-200語で記述する。英語抄録の書式は本文とは異なる。当学会のWebサイトより論文執筆フォーマットをダウンロードし,その書式に従って記載する。 |
キーワード: | 英語のキーワードを3から5つ程度記載する。 |
本文: | ● A4用紙,縦の形式とします。明朝体(MS P明朝を推奨)の10ポイントを用いて2段で作成する。1ページあたり36行とする。この場合,1段の1行に記載できる文字数は22〜25字程度となる。 ● 文字の色は黒色のみとする。 ● 和文の句点には「,」(全角)を,読点には「。」(全角)を用いることとし,半角のカンマ「,」は用いない。一方,英語の文章および英語の参考文献を記述する場合では,半角のカンマを用い,カンマの後に半角のスペースを一つ入れる。この場合では,全角のカンマ(読点)を用いない。 ● 本文レイアウトは,上下のマージン(余白)を25mm,また左右マージンは20mmとし,タイトルおよび本文等のすべてをこの枠内に納める。 ● 本文中に用いるアラビア数字および英語には,欧文フォント(Times New Roman)を用いる。なお,数値の単位にはSI単位系(m, kg, s, Aなど)を用い,統計記号(n, SD, t, F, pなど)には斜体を用いる。 ● 各段落は,配置を「両端揃え」,インデント設定を左右 0 字,最初の行を字下げ幅 1 字とする。 ● 節のタイトルは,1.・・・の形式にて,MS P明朝・11ポイント・太字とする。タイトルの段落設定は,インデント設定を左右0字,ぶら下げ6.5mmとする。 ● 項のタイトルは,1.1・・・,(1)・・・,1)・・・の形式にて,MS P明朝・10ポイント・太字とする。タイトルの段落設定は,インデント設定を左右0字,ぶら下げ6.5mmとする。 ● 図表タイトルは,「表1 作業時間と○○の出現回数」のように,本文と同じ文字サイズ,フォントにて記載し,タイトルをセンタリング(中央揃え)する。 ● 図のタイトルは図の下に,表のタイトルは表の上に記載し,論文全体を通して,図表に分けて通し番号を付す。 ● 本文は常体(〜である,などで終わる文章)で記述する。 ● 用字・用語は現代かなづかいとし,原則として常用漢字を用いる。ただし,当該専門分野において,もっとも一般的に用いられている用字・用語のある場合,規格・法律等で定められた用語の場合には,この限りではない。 |
図表の書式: | ● 図表に含まれる文字を記載する場合には,判読性および可読性を考慮したうえで,モノクロームにて作成する。当学会では,カラーの図表やカラー写真の掲載は原則として受け付けていないため,カラーの写真や図表は,著者の意図にかかわらずグレースケールとなる。 ● 図表はレイアウトを考慮し,最小8ポイント程度の大きさとし,文字が小さくなる場合にはゴシック体フォント(Arialなどの欧文フォント,BIZ UDPゴシックなどの日本語フォント)を用いる。また,折れ線グラフを色で区別する場合には,モノクロの破線や点線,実線などを用いて区別できるようにする。数値の桁や小数点の位置,書体を揃えた上で,英語,数値には欧文フォント,日本語には日本語フォントを用いるなど,可能な限り書式の一貫性を保つ。 ● 図表は,含まれる文字の大きさなど,見やすさを考慮し,1段または2段のいずれかの大きさで作成し,1段の場合,横165mm,縦230mmを超えないようにする。 ● 図表のレイアウトや段組について特に指定のある場合には,編集委員会へ連絡すること。 |
参考文献: | ● 「参考文献」のタイトルはMS P明朝・10ポイント・太字で記載する。 ● 本文の該当箇所に参考文献の番号を表す添え字を付す。例えば,「この文末の形式で上付き文字の添え字を付します3)」。参考文献リストには,添え字の番号に該当する参考文献について,原稿書式の参考文献リストの形式で記載する。 ● 和文の参考文献はページ番号以外を全角で,欧文の参考文献はすべて半角で記載する。ページ番号は欧文フォント(Times New Romanなど)で記載する。ページの間隔を表す記号には,Ctrlキーを押しながら,テンキーのマイナス「-」を押すと入力できる半角のenダッシュ「-」を用い,ハイフン「-」や全角記号の「−」は用いない。 参考文献の記載方法 No.) 著者名:表題,雑誌名,巻(号),頁-頁 (西暦での発行年) No.) 著者名:書名,頁-頁,発行所,出版地 (西暦での発行年) No.) 著者名:題名,編者名,書名,頁-頁,発行所,出版地 (西暦での発行年) No.) ホームページのタイトル,URL,閲覧日(西暦:年/月/日,0000/0/00 の形式にて) No.) Author, F.: Article title. Journal 2(5), 99-110 (2016) No.) Author, F., Author, S., Author, T.: Book title. 2nd edn. Publisher, Location (1999) No.) Homepage Title, https://www.soshe.jp/aboutus.html, 2022/7/23 |
和文抄録: | ● タイトルはゴシック体・10ポイント・太字で記載する。 ● 本文と同じ書式・フォント・文体にて1段組300字以内で記載する。 |
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